デスクの活用とスタンディングワーク

個人のデスクを配置してオフィスを作り上げるのは基本的なレイアウトの行い方ですが、その仕様で本当に仕事が適切に行われるのかはよく考える必要があります。レイアウトを考える際にスタンディングワークも取り入れてみると良いでしょう。

デスクワークが重要だからこそ配置が大切

多くのオフィスではデスクワークが一日の仕事の大半を占めています。その能率を高めることが重要だからこそデスクを適切に配置するように心がけなければなりません。オフィスのレイアウトでデスク配置が重要視されるのはデスクワークの効率化が焦点に置かれることが多いからでしょう。座ったままで必要な人とのやり取りができるようにし、最小限の移動でオフィス機器も使用できるようにレイアウトすれば仕事は早く行えるようになるのは確かです。しかし、それが必ずしも個人レベルで考えたときの能率に直結しない場合もあるので注意しましょう。ただデスクの並び方を考えるだけでなく、プラスアルファの要素を組み込んだ方が良いという見解が生まれてきています。

スタンディングワークの活用

オフィスのレイアウトを考えるときに同時に採用を考えると良いのがスタンディングワークです。座り続けることが身体にとって良い影響を与えないということがだんだんと知られるようになってきました。エコノミークラス症候群のように症状としてむくみなどが生じて健康被害につながるケースすらあるのがデスクワークであり、ストレスや肩こりの原因にもなっています。その解決策となるのがスタンディングワークであり、立って使用できる高さのデスクを使用するという考え方でオフィスをデザインすると能率が上がる可能性があるのです。可動式のデスクを使用すると座って作業もできるため、ある程度の時間のデスクワークが必要なときにも便利になるでしょう。

スタンディングを考慮したレイアウト

基本的にはスタンディングワークをするというスタンスでオフィスをデザインすると、レイアウトも変更しなければなりません。座るのが前提になっていると椅子が動く範囲も考慮して通路を設計しなければならず、足元のスペースの使い方も椅子をしまえるように工夫する必要が生じます。しかし、スタンディングを基本にすると通路をやや狭くしても人の行き来ができるようになり、足元には収納を作ることができるようになるのです。狭いオフィスであっても広く使用することができる点でも優れていると言えます。また、動くのが基本になっているのでデスク同士の位置関係よりも動線の最小化が重要になるので抜本的なレイアウトの改革が必要になるでしょう。